お待たせしました!年に一度のお楽しみ、ヨーロッパ企画の新作の広島公演が今年も決定!8月29日(木)19時に上演されます。今回のテーマは「オカルト青春コメディ」。ヨーロッパ企画がこだわり続けているコメディとオカルト、それに青春が加わったなんとも贅沢な本公演。いったいどんな「不思議」が体験できるのか?!公演に先立ち、ヨーロッパ企画の3人に今回の見どころを聞きました。

理屈じゃない?!世の中にはびこる怪奇の世界

毎年多くのファンが楽しみにしているヨーロッパ企画の本公演。昨年の20周年ツアーでは2万4千人以上を動員するという大盛況ぶりでした。そんなヨーロッパ企画が今年は初のジャンルとなる「オカルトコメディ」へ挑戦。

作・演出を手掛ける上田誠さんは「僕はそもそも理系。怪奇現象などは全く信じていませんでした。でも世の中には理屈では解決できない怖い出来事があるのも事実。特に学校の怪談って昔から馴染みのあるものだけど扱いにくい。そんなジャンルにあえて飛び込んでみることにしました」

高校の旧校舎が舞台となっている本作品。次々と襲ってくる「77」の不思議に教師が賢明に立ち向かっていく姿が描かれていると言います。「日本には7不思議ってありますよね。7という数字にはなにか不思議な魅力があるし響きがいい。その7を2つ並べて77の不思議(笑)。この難題に教師が必死で格闘するんです。先生たちは大変です」

ホラーと青春、そしてコメディ

「怖さは人を夢中にさせる」発見があったという上田誠さん。「理由がわからない怖さに向き合うパワーは想像以上の力を発揮すると思うんです。そのあたりをコメディとしても表現したい。見る側の集中力もすごい。これはやりがいがあります。ちゃんと77個の不思議を解決していきます。ちょっとだけネタをばらしちゃうと…人体模型が教室を走ったりするかも。怖いでしょう(笑)」

ホラーの中にも笑いを忘れない、そんなコメディにこだわり続けているヨーロッパ企画ならではの世界観。「実際いまとてもワクワクしています。まるで学園祭の前の高校生の気分。創り上げることの楽しさを満喫しているところです。稽古場でも和気あいあいと進んでいます」

教師役にかける意気込みを出演者に直撃

今回の作品で教師役を務める出演者のひとり、石田剛太さんは「不思議現象に必死に立ち向かう姿をぜひ見てほしいですね。最近では教師と生徒の関係性が崩壊しつつあり残念なニュースに何ともいえない無力感を感じています。今回の作品を通して教師の本気を生徒に伝えていきたいなと思っています。本気ですよ(笑)」と、教師役に挑む意気込みを話してくれました。

同じく教師役の酒井善史さん。「京都に生まれ育ったという事もありオカルトの世界はわりと好きでした。今回は教師役として挑むんですけど、いったいどんな不思議が待ち受けているのか…僕自身もとても楽しみです。生徒との関係性の変化も見どころになっていると思います」

77の不思議をクリアした先に見えるものとは?

ポルターガイストから人体模型が走る怖さまで…いろいろなジャンルの不思議に正面からぶつかる教師の姿を見せることによって起こる生徒たちの心の変化。そこにいる全員が自然とひとつになっていく。それには「学校へいこう!というメッセージを込めている」と言います。「不思議なことばかりが起こる学校なんで普通は行きたくない。だけど何かに立ち向かったあとの達成感ってすごい。その怖さに負けない強さを感じた時、それでも学校へ行きたい、ってなるんじゃないか思うんです。怖いだけじゃない、愛と勇気の物語(笑)。様々な観点でみてもらいたいです」

【公演情報】

Ⓒ楳図かずお/小学館

アステールプラザ芸術劇場シリーズ
ヨーロッパ企画第39回公演  ギョエー!旧校舎の77不思議
(作・演出=上田誠)

[日時]2019年8月29日(木)19:00開演(18:30開場)
[会場]JMSアステールプラザ中ホール(中区加古町4-17)
[料金]全席指定5,000円(前売り)、 学生シート3,000円(前売りのみ・当日座席指定)※未就学児の入場は不可
[問い合わせ]082-253-1010 TSS事業部(南区)平日10:00~18:00