7月16日、映画「アルキメデスの大戦」公開記念イベントが、呉市の大和ミュージアムで行われました。
 昨年夏、呉で映画のラストシーンを撮影し、この地でオールアップ。撮影に協力してくれた呉市の方々へ感謝の気持ちを伝えるため、主演の菅田将暉さんが呉に凱旋。
 呉市民を中心とした約600人のゲストの前で、呉ロケの思い出や、映画のみどころ、「大和」への思いを語りました。

映画のラストシーンを撮影 呉での思い出とは?

晴天に恵まれたイベント当日、キラキラと輝く瀬戸内海のそばに立つ「大和ミュージアム」に、約600人の市民ゲストが集結。大和ミュージアムのシンボルでもある全長26.3メートルの戦艦「大和」を取り囲むようにスタンバイし、本日の主役・菅田将暉さんの登場を、いまか、いまかとそわそわしながら待っていました。

菅田さんが姿を見せたのは、吹き抜けの3階から! 大きな拍手とキャーッという歓声があがる中、来場者と戦艦「大和」をバックにフォトセッション。

そしてガラス張りのエレベーターに乗り込むだけで、再び黄色い歓声があがります。来場者に手を振りながら1階へ降りると、ゲストの間を縫うようにぐるりと会場を回り、特別に用意された赤い登壇場に到着。「ちょっと派手すぎません、この演出。こんなたくさんの人に見られながらエレベーターを降りたことないですよ」と会場を沸かせる菅田さん。

登壇場のすぐ後ろにある、10分の1スケールの戦艦「大和」の細かな造りに目を凝らし、「劇中でも模型のシーンがあるんですけど、全部CGなんですよ。山崎さんCG大好きですから。戦艦大和に全然合えなかったので、うれしいです。すごく精巧に作られていて、眺めていたい(笑)」

呉での思い出は?「撮影中、現地の皆さんがすごく快く協力してくださって。ちょっと休憩で訪れた場所でお茶やお風呂の用意をしてくれたり、『このTシャツいる?』と勧められて、『いやいや、Tシャツいらないです』とコミュニケーションをとったり。映画にとっても、大事なシーンの撮影だったので、すごく思い出に残っています。あと、メシうまかったです」

菅田さんがウマいと語ったのは、広島のお好み焼き。「広島焼き、最高ですね。関西人なんで、あまり大阪の人に聞かれたくないんですけど」と話すと、会場も納得の様子。

 

館長・戸高さんとの戦艦「大和」トークに興味津々!

大和ミュージアム館長で、海軍史研究家の戸高一成さんも登壇し、菅田さんとのトークショーを展開。戸高さんに映画の感想について聞くと、「おもしろかったです。フィクションだというのは分かっているんですけど、本物の大和の歴史とうまく絡んでいて、実際にそうだったんだろうなと思えて、本当におもしろい作品でしたね」とお墨付きをもらい、安堵の表情でほほ笑む菅田さん。

さて、ここから、戦艦大和のトークに突入。物語の中で、菅田さんは戦艦「大和」の建造を阻止しようとする櫂正(かい ただし)役を演じています。櫂を抜擢したのが、舘ひろしさん演じる、山本五十六です。

菅田:舘さんが演じた、この時代の山本五十六さん、すごく好きなんです。のちの五十六が描かれることはよくあるんですけど、英雄になる前の人間味があふれる感じが好きでした。舘さんと五十六さんって、顔も似てますよね。

戸高:雰囲気、似ていると思います。劇中の時代で考えると、本当の五十六はもう少し若いんですけど、あの迫力は、舘さんだから出ていますよね。

菅田:史実とかで見ていると、なんで昔の人って、あんなに顔がしっかりしているんだろうと思います。年齢を見て、これがタメけ~?  これが20代??とか。人生がすごい濃い気がするんですよね。

戸高:当時の軍人は25歳で死ぬんだと思っていますから、20代・30代で重要な仕事をみんなしていますね。

戸高館長の説明を受け、大和ミュージアム館内を巡る菅田さん

巨大な戦艦「大和」の建造、実際にはどのくらいの予算が使われたのでしょうか。

戸高:本当の金額は、わからないんです。いろんな関係経費から試算すると1億4,000万円(当時)。ところが、それでは大きすぎるので、海軍が大蔵省に請求したのは7,400万円と約半分、これは劇場の数字とほぼ一緒ですね。政府に対して1/2の請求をして、作り始めてしまえば何とかなると考えたようです。

菅田:史実に基づいている作品ですけど、原作の三田さんのリサーチもすごいんですね。

原作者への敬意を忘れない菅田さん。これだけの予算をかけた戦艦「大和」ですが、実際に戦闘でその威力を発揮することはあまりなかったようです。

戸高:大和をはじめとする戦艦は、万一の時に備えて造るものなんです。でも、大和ができたときには太平洋戦争が始まっていました。万一のときが近づいていたけど、日本海軍がいつ使っていいか判断ができなかったんです。そして、チャンスを伺っているうちに、負けてしまったんですね。

菅田:戦艦「大和」の建造は、日本の歴史の中でもでっかい出来事だったんだなと改めて思いました。戦争や大和のことは、話では知っていましたけど、実際に演じてみて、直接話を聞くと、より深く知れてよかったなと思いますね。いろんな人にここへも足を運んでほしいです。

好奇心旺盛な菅田さんは、戸高さんと熱い大和トークを繰り広げ、来場者にも大和の魅力を存分に伝えられたよう。大和のことを知れば、映画をより楽しめそうですね。

 

菅田さんのSNSで発信!? お楽しみの撮影会

映画の中で菅田さんのお気に入りのシーンとは?

「艦橋を見上げるシーンが好きですね。すべてCGで仕上げるので、目の前にあるのは床と、海兵が10人いるだけなんです。出来上がったものを見ると、海兵がめっちゃ増えていて驚きました(笑)」

トークショーの終盤、再び来場者との撮影会で大盛り上がり!

「今日は、暑い中、来ていただいてありがとうございました。26日から公開する映画『アルキメデスの大戦』は、誰でも楽しめるエンターテインメントになっております。戦争のことだったり、大和のことだったり、ライトには語れない部分もありますが、絶対知って損はしない映画になっておりますので、ぜひご覧ください」と締めくくると、会場は割れんばかりの歓声とあたたかな拍手に包まれました。

慣れない自撮り棒を使って、会場の皆さんと記念撮影も。菅田さんの公式ツイッターにもアップされています

 

「アルキメデスの大戦」7月26日(金)公開

第二次世界大戦を数学者の視点で描く、かつてない漫画「アルキメデスの大戦」を待望の映画化。数学の力で戦争を止めようとした天才数学者・櫂正(かい  ただし)を演じるのは、菅田将暉さん。櫂を使って大和の建造を阻止しようとする海軍少将・山本五十六には、舘ひろしさん。日本映画界を代表する映画監督・山崎貴さんが、戦艦大和の〝壮絶な最後〟を圧巻のVFX でスクリーンによみがえらせます。

7月26日(金)からいよいよ公開!

来場者インタビューで、菅田将暉さんの人気の秘けつが浮き彫りに!

「映画好きの上司から勧められて応募したら、まさかの当選! 平日の午後ですが、会社公認で参加しました。CGの映像って、すごいんでしょうね、撮影では10人しかいなかったけど、本作ではめっちゃ増えていた、というシーンを楽しみに映画を拝見したいです」(35歳・にってい・塾講師)

「菅田将暉さんのファンになりました。横顔、めっちゃきれいですね。大和ミュージアムにもまたじっくり訪れたいです」(25歳・ぺんぺん・販売)

「天気の話をしているときに、私が『雨』って発したら、菅田さんが反応してくれて。めちゃくちゃうれしかったです。映画も絶対見ます。菅田さんの横顔と喉仏、ずっと見ていたい」(28歳・フジハル・会社員、28歳・マルヤマ)

そのほかにも、たくさんの女子が興奮気味にインタビューに答えてくれました。

「菅田さんは、テレビでみるよりも細くて、見ているだけで感動して泣いちゃいました。戦艦大和について、知らなかったことがたくさんあって興味がわきました」(10代)

「エレベーターで下りるときに、私が持って来ていたボードに反応してくれて。ほんとにうれしかったです。今日の思い出は宝物になりました」

笑いと興奮の菅田ワールドを展開 約600人の観客と一体に!

演技力の高さはもちろん、その場の空気を感じ取り、最大限のパフォーマンスを見せる菅田さん。トークショーの間も、常に観客の声に耳を傾け、周囲を菅田ワールドに巻き込みながら、自然な気配りで会場を盛り上げていました。来場者インタビューからは、来場者1人1人に、何かしら心に残る瞬間をプレゼントして、次々と虜にしていく様子が浮き彫りに! それが彼の人気の秘けつなのかもしれませんね。

史実に基づいた歴史ストーリーを、20代のナンバーワン俳優とも言われる菅田将暉さんが演じることで、より幅広い層が興味を持ち、戦争や大和の知られざる歴史が多くの人に浸透していくと感じました。