1995年9月8日生まれ、広島市出身。2018年にジュビロ磐田から復帰。サッカーを本格的に始めたのは小1から。
性格については、のんびりタイプ。「5~10分は大目に見て許して…」とラテン系の乗り。験担ぎは、試合の2日前にスーパー銭湯などへ行くこと。
結婚願望については「今はサッカーのことが一番で、それしかないです。好きな女性のタイプは別にありません」と真顔できっぱり。

ジュビロ磐田で大きく成長した3年間

編集部
2015年の開幕1週間前にジュビロ磐田に期限付き移籍ということで、びっくりしました。移籍に迷いはありませんでしたか。
川辺
自分も初めての移籍でしたし、名波監督から直接電話をいただき、考える時間も一日ぐらいしかなくて…。
〝移籍する〟とすぐに決めました。この世界は、試合に出て結果を残すことが重要視されます。
ピッチに立つことが大事なので、それを経験させてもらってよかったです。
編集部
ジュビロ磐田の3年間、川辺選手は「必要不可欠な選手」と言われるほど大きく成長しました。自分でも手応えを感じていますか。
川辺
周りのスタッフや選手に恵まれていたので、その中で自然と成長できました。
移籍したとき、ジュビロ磐田はJ2にいたので、そこからはい上がり、翌年はJ1残留という苦しいときでした。
チームと共に自分も成長できたと思います。J1で活躍できるぐらいのレベルまで引き上げてもらったと思っています。
編集部
プレーでの自由な発想やアイデアなど、センスが磨かれたのでは?
川辺
名波監督をはじめ、中村俊輔選手や松井大輔選手など、テクニックのある選手たちと一緒にプレーすることで、感性が磨かれたと思います。
編集部
ジュビロ磐田戦は、やっぱり戦いにくいですか。
川辺
正直、戦いにくかったです。スキが全くないチームになっていたので、得点できるイメージが湧かなかったし、
どうやれば相手を崩せるかといういいイメージが湧かなかったです。


編集部
読者から事前に川辺選手への質問を受け付けたところ、ジュビロのサポーターからも何通かありました。
ほとんどが、ジュビロ磐田に戻って欲しいというメッセージでした。
川辺
ありがたいですね。機会があれば、ジュビロ磐田に関わる全ての人たちとまた一緒に、
プレーしたいと思うことがあります。でも今は広島で結果を残すことです。
編集部
ジュビロ時代に中村俊輔選手から絶賛されていましたが、何かエピソードや教えてもらったことなどがありますか。
川辺
一緒に近くでプレーしていましたけど、そんなに会話もしていないですし、気になったことを聞くぐらいでした。
ただ、自由にプレーさせてもらっていたので、周りの選手のお陰だと感謝しています。僕の特長を引き出してもらっていたと思います。
俊さんがゲームをコントロールしてくれることもありますし、自分が前に出て行くというプレーもありました。
ただ自分と俊さんが、ポジションをチェンジするだけではなくて、俊さんは守備で後ろへ下がるけど、僕はそのポジションまで行かず、手前の位置をキープして、次のプレーに備えるという、ポジションにとらわれない動きで、自分にボールが入るようなプレーをしていました。
編集部
自分でも自信を持っているストロングポイントを教えてください。
川辺
トップスピードの中で、いろいろな仕事ができるところでしょうか。
編集部
相手選手とぶつかっても倒れないタフさは、何か特別なトレーニングをされているのですか。
川辺
そういう練習はしていないですけど、プロとして恥ずかしくないぐらいの体にはなっていると思います。
特別なトレーニングを陰でやっているかもしれないし、やってないかも…(笑)
編集部
ここまでの活躍について、自分では何点ぐらいの評価ですか。
川辺
初めてサイドのポジションを任されて、試行錯誤と言うか、いろいろと考えることもあり、今まではうまくいかないことが多かったです。
でも、選手として考える時間も必要だと思いますし、ピッチに立つ上で、求められることがはっきりしているので、
そういう点では自分の活躍は物足りなく、もっとできると感じています。チームがいい順位にいるので、
限られた出場時間で自分の仕事をすることは大事。
チームが勝てば勝つほど、優勝へのプレッシャーも大きくなるので、自分の力を出して勝利に貢献したいですね。

自分を強くしたのは、ユースでの3年間でした

編集部
子どものころのことをお聞きします。サッカーを始めたのは何歳のころですか。
川辺
小学1年生でサッカー教室に入りました。それまでにも、ボールを蹴ってはいましたね。
お兄ちゃんがサッカーをやっていたので、それ以外のスポーツは考えなかったですね。
編集部
「すぎのはらさやか」さんからの質問です。ユースで学んだことや、今でも大切にしている教えはありますか。
川辺
ユースはやはり、一番濃い時間だったと思います。3年間は吉田に住んでいて、サッカー漬けの毎日でした。
ユースで何を言われたかは、あまり記憶はないのですが、毎日の練習で相当やり合っていたので、
プロの練習以上に、ユースのころが激しかったと思います。
編集部
後半戦に向け、ファンへ一言コメントをお願いします。
川辺
ワールドカップ中断後の一戦目、いいスタートが切れました。優勝に向けて、まだ半分も終わっていないですが、
いい順位をキープできるよう、そして最後は笑って終われるように、しっかり頑張りたいと思います。

結婚願望は全然ないです。今はサッカー一筋ですね

編集部
自分の性格は?
川辺
時間にルーズかな? のんびり屋さんです。もちろん練習時間には遅れないですけど…。
友達と待ち合わせするときなど、5~10分は大目に見てもらえればありがたいですね(笑)。
編集部
験担ぎやルーティーンは?
川辺
ジュビロ磐田では、試合前にうなぎを食べていましたが、広島ではやっていません。
2日前にスーパー銭湯などへ行ったりするぐらいです。いつもではないですが、行けるときは行きますね。
読者からの質問
選手会長の仕事ってどんなことですか。その仕事の中でも、やりがいのあることや苦手な事など教えてください。
川辺
苦手なことがあります。ファン感謝デーとか、イベントなどであいさつをする機会が多いのですが、これが苦手です。
いつも手短に言っていますけど、慣れないですね。
読者からの質問
結婚願望はありますか。タイプの女性は?
川辺
結婚願望は全然ないです。今はサッカー一筋ですね。
自分が好きになった人が好きです。好きなタイプは、別にないです。

 

(取材/2018年8月)