お好み焼屋の激戦区、横川駅周辺で長く愛される銘店「ソニアCOZY」。元々、先代が25年前、現在のお好み村建設と同時にオープンさせたのが始まり。息子さんが引き継ぎ、店名を”ソニア”から「ソニアCOZY」に変え、お好み村から十日市を経て楠木町にお店を移転して7年。材料も焼き方も味も変わらず、地元の人に愛され続けています。

オープン当時から守り続ける味と、焼き方が魅力

ソニアCOZY【広島市西区楠木町】

JR横川駅から徒歩約5分。楠木町の住宅街の入り口、ビルの1階にお好み焼き店「ソニアCOZY」はあります。創業25年。

先代の味、焼き方をそのまま受け継ぎ、今は息子さんが一人で切り盛りされています。先代は、東京の新橋駅近くに東京店を出店し、広島の味を守りつつ関東で広めているとのこと。

お店に入ると、L字型の鉄板そばにカウンター席があり、その他鉄板つきのテーブル席が1つあります。

味付けにも焼き方にも、素材の良さを失わないように工夫されています。

 

たっぷりのとろろ昆布の出汁が決め手!

まず一番の特徴は、キャベツの上に乗せられたとろろ昆布!とろろ昆布のお出汁が出て、とってもまろやかになります。もちろん、お決まりの天かすや豚肉も乗せます。

ひっくり返してキャベツをしっかりと蒸らします。その際、生地を一定方向にずらしておくのがこのお店流。こうすることで生地の四方八方から蒸気が上がることを避けられ、生地がパリパリのまま仕上がると同時に、キャベツの甘みもしっかり閉じ込めることが出来るんだとか。

 

カープうどんでおなじみの製麺所の細麺

そばとして使用する麺は、広島人なら誰もが知る”カープうどん”でおなじみ、マルバヤシ製麺の細い生麺。

同店のために特別に茹でてもらったこの麺を使うと、仕上がり時に外側がパリパリに焦げてしまうことが無く、程よいボリュームに仕上がるんだとか。

ウスターソース、ガーリックパウダー、魚粉、お出汁でしっかりと味をつけるのもこのお店ならでは。

 

味をつけた麺の上に大葉を乗せ、さらにソースをかけます。この大葉を乗せる焼き方を広島で最初に始めたのが「ソニア」だったそうです。

最後は、具材よりも少し大きめにタマゴを広げ、生地とタマゴで具材をきれいに包み込むように仕上げます。こういう仕事の丁寧さから同店のこだわり振りを感じることが出来ますね。

仕上げに、ガーリックパウダー、ソース、青海苔をかけて出来上がり。ホールのケーキのようなきれいな仕上がりに脱帽です。

切ってみると、キャベツもしっかりと蒸し上がり、細麺とのバランスも程よい『最高の断層』が現れます!生地とタマゴにしっかりと包み込まれ、切っても崩れにくいしっかりとした層が出来ています。

 

食べてみると、麺にしっかり味がついていることで、キャベツの甘みが引き立ち、時々ふゎっと広がる大葉の香りでとても美味しくいただくことが出来ました。膨らんでボリュームが増えると思われがちな蒸し麺も、同店特製の細麺なら量も程よく、女性でもペロリといただける絶妙なバランスに仕上がっています。

途中でソースを追加したくなることが多いお好み焼きですが、仕上げのソースだけで十分美味しくいただけるのも、ココの特徴の一つと言えそうです。

 

代替わりしてもなお、味が守り続けられているこのお店にぜひ足を運んでみてください。きっとまた食べに行きたくなるはずです。

ソニアCOZY