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(動画付)30年愛される豚骨スープ! 広島で人気の老舗「九州ラーメン八起」【広島市中区大手町】

今回、お邪魔したのは広島のオフィス街で平成2年に創業した、九州ラーメンの老舗。30年近くビジネスパーソンの空腹を満たし、疲れを癒し続ける老舗「九州ラーメン八起」さんです。
看板商品のラーメンは、こってり豚骨スープでありながら、胃にもたれない、優しい味でした!

広島のオフィス街の男子&女子が愛飲する豚骨スープ

九州ラーメン八起【広島市中区大手町】

豚骨スープの九州ラーメンというと、男性客が多いイメージがありますよね。八起さんの正午から13時までのランチタイムには近隣のオフィスに勤めるサラリーマンの姿が多く見られました。しかし、昼時の喧騒を過ぎ、14時近くになると20代〜30代とおぼしき若い女性客が来店され、美味しそうにラーメンを食べておられました。

豚骨のみを使った、余計なものを足さないスープ

八起さんの豚骨スープは豚の大腿骨とすねの部分を、約4時間じっくり煮込んで作ったもの。うま味調味料はもちろん、余計なものは一切加えていません。開店後もスープは煮込み続けるので、日が落ち、夜が深まるについれて、スープの味が濃厚になっていきます。そんな八起さんのスープ事情を知っている常連客の皆さんは、あっさり豚骨スープを楽しみたいときはお昼に、こってり濃厚なスープをいただきたいときは、夜おそくなってから店を訪れるそうです。

半分サイズと侮るなかれ! ガッツリ満腹になる「半ピラ」!

「半ピラ」とは「半分サイズのピラフ」のこと。ラーメンに炒飯や焼き飯が着くのが一般的ですが、八起さんでは、お米をラーメンスープと同じ豚骨スープで炊き込み、それを炒めて作るピラフなんです。「半ピラ」を注文させていただいたライターは、
(半分サイズのピラフで、ちゃんと満腹になるかな)
と少し心配でした。しかし! ご飯にしっかりと豚骨スープが染み込んでいて、しかも細かく刻まれ醤油の味がしっかり染み込んだ焼豚が入っていて、半分サイズでも十分なボリューム、食べ応えがありました。

オープン1年で辞めるつもりだったラーメン屋が…

岩瀬一美さんがこの店をオープンしたのは平成2年。それまでは専業主婦として家庭を守りながら、2人のお子さんの子育てに奮闘する毎日だったそうです。その頃、自営業で不動産業をされていたご主人から、
「なんでもいいから商売をしてみろ」
と勧められていたそうです。どんな店をしようかと、いろんな飲食店を視察して回る中で、
「うどんは毎日スープを作らないといけないから大変そう。でも、ラーメン屋は大きな寸胴鍋にスープを作り置きしておいて、それを使うんだから効率が良さそうね」
と岩瀬さんは考え、ラーメン店をすることに決めたのです。

そうちょうどその頃、広島市内で九州ラーメン店を経営していた知り合いが、
「店を畳むので、レシピを教えてあげるよ」
というので、そこに弟子入りして、豚骨ラーメンの作り方を覚えたそうです。

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オープン初日からお客の行列が押し寄せる!

ご主人から、
1年やってみて儲からない商売はやめたほうがいい。とりあえず1年だけ様子を見て、儲からなかったらやめよう」
と言われていたので、
(1年たったら辞められるわ)
そう思って岩瀬さんは八起をスタートさせました。
しかし開店初日から行列ができるほどの人気ぶり。当時は広島市内に豚骨ベースの本格的な九州ラーメンを提供するお店はほとんどなく、話題が話題を呼んで、開店初日から大行列ができるという状態になったそうです。岩瀬さんは入り口から押し寄せてくるお客を見て驚き、
(勝手口から逃げ出そう!)
と思ったほど。その行列は約3カ月間続いたのだとか。その間岩瀬さんは食事を取る暇もなく、毎日トマトジュースで栄養摂取して、途切れず店に押し寄せるお客にラーメンを作り続けました。

客足も落ち着き始めた入って4ヶ月頃、ご主人が病魔に冒されていることをが判明し、そして数ヶ月後に急逝されました。岩瀬さんとご主人の間には、当時高校生と中学生のお子さんがいた。女手一つで育てなければならなくなってしまったのです。1年やってやめるつもりだったラーメン店を、子供たちのために、そして多くのファンのために続けることになったのです。
「あの1年は店をオープンさせて主人を見送って、本当にいろんなことがありました。1年で10年分くらいの経験をさせてもらいましたよ」
と笑いながら聞かせてくれた岩瀬さん。しかし、その笑顔の裏には相当なご苦労があったのだと思います。

何度でも立ち上がれるパワーを…!

昼夜関係なく、八起さんの暖簾をくぐるビジネスパーソンを見ながら、ライターは思いました。
「八起さんのお客さんは、単にラーメンで空腹を満たしにきているのではない。厳しいビジネスシーンの中で生き抜く力をチャージしにきているのだ。そして、店主の笑顔につかの間の癒しを感じながら再び暖簾をくぐり、ビジネスという名の戦場に戻っていくのだ」
と…。

「八起」という屋号は、「七転び八起き」から、ご主人が付けられたものだそうです。何度倒れても立ち上がれる。そんな元気とパワーがもらえる半ピラとラーメンでした。

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食レポ動画

 

九州ラーメン八起

ライタープロフィール

バズーカしげぞう

広島市在住のライターで主夫でお笑い芸人です。 新しいもの、面白いもの、美味しいもの、 カープ、サンフレッチェ、大好きです!

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