今回お伺いしたのは広島市中区大手町にある骨々亭。平日のランチタイム時には、必ず行列ができるオフィス街の人気店です。多くのファンを魅了するヒミツは、20年以上に渡り、ラーメンの味を進化させ続けた店主さんの探究心にありました!

売り切れ御免!こってりの豚骨スープ

ラーメン骨々亭(こつこつてい)【広島市中区大手町】


骨々亭のスープは豚の頭と通称「ゲンコツ」と呼ばれる脚の骨を、じっくり煮込んで作られた豚骨スープ。注文が入ると、この豚骨スープがグツグツと温められます。

その間に、丼にネギとニンニクをじっくり炊いて作られたネギ油、醤油、そして背脂が投入されます。

そこに、ベストのタイミングで温まった豚骨スープを投入!

このスープ、美味くないわけ、ないでしょう!

こってりスープに負けない、自家製の太麺

ラーメン 790円

そんなスープの良き相棒が、店内で製麺した自家製麺。かつては製麺屋さんから仕入れていたそうですが、骨々亭のこってりスープに、広島で主流の細麺や中細麺では負けてしまっていたそうなんです。そこで、店主の永岡さんは、
「もっと太い麺を作ってください」と製麺屋さんにオーダーしたそうですが、どうしても理想的な納得のいく麺を作ってもらえなかったんだとか。

そしてついに、永岡さん自身で作ることにしたそうです。手打ち麺に挑戦したり、パスタマシンを試してみたり、試行錯誤が続きました。最終的には業務用の製麺機を導入し、店内に生麺室を作って、自家製麺を作るようになりました。現在使っている麺の原型にたどり着くまで、約2年間、試行錯誤を繰り返したそうです。現在でも、少しずつバージョンアップを重ね、進化させているそうですよ。

今日、初めて気づいたんだ。「実は、もやしはうまい」ってことに。

スープに合うのは麺だけではありません。骨々亭のラーメンをいただいて初めて気がつきました。「もやしってうまい!」ということに。

もやしには悪いけど、もやしって、野菜の中でも地味じゃないですか? ほとんど味がなく、スーパーでもめちゃくちゃ安く売られています。とても栄養価が高いにも関わらず、あまりそのことも注目されない。決して食卓や料理で主人公となりえない存在であるもやし…。しかし、このもやしが骨々亭のスープと合わせると実に美味なんです!
試食させてもらう前に、ラーメンを調理するところを取材したのですが、大振りのザルにあげられた大量のもやしを見て、
(こんなに食べれるかな?)
いささか不安を感じていました。

しかしあれだけのたくさんのもやしも、このスープにかかればペロリ! 追加でもやしを注文したくなるくらい、もやしとスープのコンビネーションがタマラナイのです。

なんと!100円でライスとお漬物が食べ放題!

骨々亭の嬉しいところはライスとお漬物が100円で食べ放題であると言うこと。実は骨々亭のスープは麺ともやしだけでなく、白いご飯とも合うように作られているそうなんです。なので、麺などや具材を食べた後、残ったスープで白飯を食べる、というお客さんのために、ご飯も食べ放題にしてあるんですね。

さらに、たくあん、梅干し、柴漬け、紅生姜、キムチ、昆布、広島菜などのお漬物も食べ放題! この「やりすぎなんじゃないですか?!」といいたくなるようなサービス精神も、行列ができる人気店の秘密の一つなんでしょうね。

ラーメン骨々亭(こつこつてい)