1960年の創業の老舗洋食レストラン「かねしょう」の味を受継ぐ「喫茶室&DELIかねしょう」。オリジナリティあふれる「ホットドック」やピリッと辛口のカレーなど、創業当時からのメニューが人気です。毎月29日には、国産牛のリブロースが食べられるランチも登場。港町の移り変わりを見守り、地元で愛され続ける老舗の味を堪能あれ。

喫茶室として生まれ変わった老舗洋食レストラン

「喫茶室&DELIかねしょう」【三原市港町】

 

 

三原港の側に佇み、三原市民に愛されている「喫茶室&DELIかねしょう」。1960年創業の老舗洋食レストランを、2017年に喫茶としてリニューアルしました。レストラン時代よりもお店はコンパクトになりましたが、開業当時の調度品を使用した店内は、どこか懐かしさを感じる心地よい空間に。

喫茶室になり、ランチや軽食がメインになりましたが、そのメニューはレストラン時代から愛されているものばかり。「かねしょうのホットドック」「かねしょうの辛口カレー」など、三原市民が愛する味はしっかり受け継がれています。

甘くて酸っぱく、ほろ苦い「初恋プリン」

「かねしょう」といえば、忘れてはならないのが「初恋プリン(360円)」。砂谷牛乳の低温殺菌牛乳とフランス産のクリームチーズを使用し、きめ細かく滑らかでクリーミー。心にしみる優しい味わいのチーズプリンです。定番のビターカラメル、瀬戸田レモン、季節のフルーツを使った限定プリンの3種類があります。

「ビターカラメル」は、滑らかで濃厚なプリンをカラメルのほろ苦さが引き締める大人の味。プリンに瀬戸田産のレモンソースがかかった「瀬戸田レモン」は、瀬戸田のレモン果汁を使用したソースと濃厚なプリンが合わさると、まるでチーズケーキのような味わいに。ここでしか出合えない味には、三原市外にもたくさんのファンがいるのだとか。

「初恋」の名前の由来は、プリンの「甘さ」と、レモンの「酸っぱさ」、カラメルの「ほろ苦さ」からきているのだそう。

「甘くて、酸っぱくて、ほろ苦い」といえば「初恋」でしょと、店主の黒川有紀子さんが教えてくれました。

もう一つ、かねしょうの人気商品がこちらの「ふぃにゃんしぇ(300円)」。猫の手の形をしたフィナンシェは、猫好きさんでなくても心をつかまれる一品です。こちらは小サイズが5個入ったもの。運がよければ、子どもの手ほどの大きいふぃにゃんしぇ1個入りにも出合えます。

 

はらぺこさん集合 かねしょうの魅力が凝縮のプレートランチ

かねしょうを訪れたなら、ぜひ食べたいのが「はらぺこさんのかねしょうプレート(800円)」。レストラン時代からの人気メニュー、ホットドックとミニーカレーが一つになったお得なプレートが、11時から14時までのランチタイムに登場します。

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かねしょうのタマゴホットドック、ミニカレー、サラダがワンプレートに。ホットドックは地元の人気のベーカリーショップ「オギロパン」のパンを使用。カリッと焼かれたパンに、トマト、キュウリに卵がはさまれたホットサンドのようなもの。玉ねぎがたっぷり入ったオリジナルのマヨネーズソースがたっぷりとのっています。甘さと酸味のバランスがよいソースに夢中になること間違いなし。数種類のスパイスをブレンドしたピリッと辛口のカレーも、レストランで人気の一品です。

そしてこのプレートにはなんと!「初恋プリン」も付いています。かねしょう自慢の味が全て味わえる、なんとも贅沢なランチ。まさに「はらぺこさん」にうってつけですね。ぜひおなかを空かせてから注文してください。

単品のホットドック(550円)はハムと卵の2種類。写真はマヨネーズソースをかける前のもの。具材がぎっしり詰まって食べ応えも十分です。テイクアウトもできるので、お家ランチやおやつ、お土産にも最適です。

毎月29日に復活 「ステーキハウス かねしょう」

洋食レストランには、たくさんの人気メニューがありました。中でも、国産のリブロースステーキは、かねしょうを代表するメニュー。ニンニクが効いたしょうゆベースのオリジナルのタレで食べるステーキは堪らなく、ファンも多い一品でした。喫茶室になってメニューから姿を消していましたが、毎月29日に復活することに。

復活のきっかけになったのは、平成から令和に時代が変わるとき。お店でも何かイベントを、と企画したのが「ステーキ」の復活でした。その企画が大好評だったため、毎月29日に発売する期間限定メニューとして復活することになりました。国産の牛肉は香りも良く、脂の差し具合も絶妙。柔らかくジューシーなステーキが味わえます。「冷凍すると味が落ちる」と、この日のために仕入れた牛ブロックがなくなり次第終了なので、忘れないようにスケジュールに入れておいてくださいね!

ステーキランチは100gで1,200円か、150gで1,800円の2種類。こちらと一緒に注文したいのが、お食事セット(300円)。スープ、サラダ、ライス、デザート、コーヒーが加わり、豪華なランチメニューの出来上がりです。お肉は好きなグラムにカットも可能。常連さんの中には、500グラムをペロリと完食する人もいるのだとか。

写真のステーキは150g。食べきれるかの心配は無用でした。キリっとした辛さのあるオリジナルソースに肉汁が混ざると、甘くてマイルドな味わいに。ご飯との相性も抜群です。

食後のデザートはアイスクリーム。コーヒーと一緒に味わいながら、ステーキの余韻に浸りましょう。

これからも街とともに歩み、三原を盛り上げる存在に

 

2019年11月に公開される、市民映画「しあわせの彩り」の舞台にもなった「喫茶室&DELIかねしょう」。お店が舞台になっただけでなく、店主の黒川さんが主人公モデルになったお話なのだとか。三原を盛り上げる活動にも参加しながら、街の移り変わりを見守る「かねしょう」をぜひ訪れてみて。

 

喫茶室&DELIかねしょう