広島では珍しい関西風のお好み焼き。「とんとん」の歴史は古く、2018年10月で創業57年を迎えます。1962年10月、立町で「とん平」として開業。その後、鉄砲町、紙屋町アクアセンター街(1992年3月に「とんとん」と名前を変更)そして現在の三川町。お店の場所は移れど、創業当時からお店のファンで親子3代、4代に渡って訪れる方も多い。数あるお店の中で、これほどまでに愛されてきたお好み焼きの秘密とは…

57年広島で愛されてきた関西風のお好み焼き。豚肉と自家製ソースも妥協しない!

お好み焼き「とんとん」【広島市中区三川町】

平和大通りをパルコに向かって行くまでの間にあるビル1階に、知る人ぞ知るお好み焼き屋があります。店内はうなぎの寝床の様に奥に細長く、カウンター式の鉄板の向こうから、温かみに満ちた店主が迎えてくれます。

2年半前までは、アクアセンター街7階で営業。2年前に現在の三川町で新たに開業された広島の歴史と共に歩んできたお店。

当時は広島で関西風のお好み焼を出すお店は珍しかったそう。

「市販のソースは甘すぎて、関西風のお好み焼の味に合わない。よい材料でお客様に満足していただける良いものを作りたい!」

そんな思いから、生まれた自家製ソースは、ケチャップ、ウスターソース、果物、野菜等を煮込んだ、お店とともに進化してきたソース。お好み焼きに使う豚肉も妥協したくないと、豚ロースの塊を一本購入して、その肉をカットしているというこだわりぶりです。

開店当時からの常連客も多く「当時高校生だった方がお孫さんを連れて食べに来てくれます」と嬉しそうに話される店主の姿に、のれんを守って来られた店主の人生と浪漫を感じます。

親子3代、4代と世代を超えて愛されてきたお好み焼きは、キャベツの甘みに豚肉の旨味がしみ込んだ、外はこんがり、食べると中身はふんわりで、しっとりとした美味しさがやみつきになり、あっという間に完食してしまいます。女性でも1.5倍を召し上がられる方も多いと言うのも納得です。

 

外はこんがり、中はふんわり

 

慣れた手付きで生地を混ぜます。

 

 

お好みをおおい隠すほどの大きい豚肉にびっくり!

 

 

ヘラで軽く押さえて、もう少しで完成!

 

 

こんがりと焼きあがれば、自家製のオリジナルソース、マヨネーズ、からしをつけます。事前にお願いすれば、からし抜きも出来ます。

 

豚玉焼 700円   プラス200円で全メニュー1.5倍に出来ます。

完成!! お好みで青のりをかけても美味しいです。豚玉焼き以外に、豚、いか、えび、玉子入りの「特製混ぜ焼き」1,000円も捨てがたい!ラードを使っていないのが軽さの秘訣。

 

焼きそば 650円

もちっとした麺とザクっと大きく切ったキャベツの甘さと豚肉、味に決め手のオリジナルソース。コンビネーションがぴったりな、焼きそばも、お好み焼きと一緒に食べたくなります。

 

広島風 肉玉そば 800円

広島を訪れる観光客の方から注文があり、次第に広島風もメニューに加えられました。薄く伸ばした生地とキャベツの甘みが美味しい!広島風も豚肉の大きさは変わりません。

 

テイクアウトもOK

 

お持ち帰りも出来ます。電話で注文される常連の方も多いとか。家庭でも「とんとん」の美味しさが楽しめます。

 

オレンジ色の看板が目印。駐車場が無いので近くのパーキングに停めて行きます。

席が7席なので、時間帯により事前に電話で予約して行くのがベストです。

中区本川町にある「とん平」は、店主の甥御さんがされておられているとの事。そちらでも「とんとん」の味が楽しめます。

 

日常の中で、ふと食べたくなる味。大切なお店の一つに「とんとん」を加えてみませんか。

 

 

 

お好み焼き「とんとん」